6月お稽古 2 江岑棚(台飾り) |
夏至 これから暑い夏本番を迎えます。日が一番長く7時でもまだ明るいです。
初候(6月21日~25日) 乃東(夏枯草)枯る
乃東は、夏枯草の古名で、靭(うつぼ)草です。
このころ花穂が、黒ずみ枯れたようにみえます。
(家の靭草は、まだ枯れていません。)
靭草 野葡萄
30日は、夏越しの祓
神社では、茅草で作った茅輪をくぐり厄除けをします。
水無月の和菓子を食べ厄除けをします。
半夏
前ブログ烏柄杓参照
半夏生(半化粧)の葉が白くなります。
半夏生(半化粧・片白草)下野 小判草
掛物 短冊 『雲収山岳青』
台飾り(習い事七ケ条)
台にのせ貴人に出す濃茶の点前です。
茶碗は、普通の茶碗を使います。
茶碗は、台に乗せる時、外す時、両手で扱いますが、そのほかは、片手で扱います。
出服紗は、要りません。
点前
亭主
お茶が点つと棚正面に移り台を両手で持ち、茶碗正面に戻り、
台を茶碗左に置き、茶碗を両手で取り、台に置きます。
正客が、茶碗を台に乗せたまま一口飲み下に置いたら、服加減を聞きます。
台にのせ茶碗がもどります。客より総礼を受け、すこし左に移し、
台より茶碗をはずし膝正面に置きます。
台を両手に持ち棚前に移り棚にもどします。
客
一服目茶碗を台に乗せて飲みます。二服、三服は、茶碗だけで飲みます。
拝見は、茶碗、台は、別々にします。
出会いで返す時 詰は、正客に茶碗、台を別々に返します。
亭主
茶碗を引き、次に台を引きます。
拝見が終わり、道具を引きに席に入り時、替え茶器を持って出、棚におきます。
台の扱い 体正面の時、台の羽の真横を持ちます。
体正面から右に外れるとき、右手を引きます。左に外れるとき、左手を引きます。
立つときは、左手は、真横、右手は、ほおずきと茶碗を持ちます。
主菓子 蛍 吉方庵
台茶碗のお茶の飲み方
草 すべて台より外して飲む。
行 一口だけ台に乗せ飲む。現在の扱いは、行です。
真 すべて台にのせて飲む。
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