松阪散策 |
今は石垣だけですが、町のシンボル的存在です。
利休七哲の一人。利休切腹後、少庵を会津に庇護します。
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2016年 06月 05日
サミットも終わり落ち着いた伊勢へ出かけました。
松阪は、やはり『肉の芸術品』といわれる松阪牛で有名です。 松阪牛は、徒歩で江戸へ出荷する『牛追い道中』で、評判となったそうです。 松阪は、松阪撫子で有名です。 茶花で、伊勢撫子といっているのは、実は、松阪撫子です。 先週松阪で『撫子祭り』がありました。 松阪に住む徳川藩士が、河原撫子の栽培中花弁が糸の様に垂れ下がる撫子を発見したそうです。 光格天皇が、この撫子をことのほか気に入られたそうです。そのため『御所撫子』ともいわれます。 表千家の近くの宝鏡寺で栽培されています。 松阪は、蒲生氏郷が築城した松阪城 今は石垣だけですが、町のシンボル的存在です。 蒲生氏郷が、城下の精妙な設計、整備をしたおかげで、松阪の町が商都として発展したそうです。 ボランティアの人の話によると大雨でも排水がきっちりしているので水が、すぐ引くとか 利休七哲の一人。利休切腹後、少庵を会津に庇護します。 信長に見出された武将です。 氏郷が京にいたら利休の切腹を免れたともいわれています。 秀吉も恐れていた力のある武将です。 大徳寺黄梅院に墓所があります。 松阪は、松阪商人で有名です。 松阪商人の多くは、江戸に店を持ち商いをしていました。 松阪は、松阪木綿で有名です。 江戸で商売していたため、縞模様、色使いが粋です。 松阪商人の多くは、木綿の商いで財をなしました。 三井家を筆頭に長谷川、小津などの豪商が多く、 紀州藩の為替御用を命じられていました。 『店頭商売』『現金掛け値なし』の新しい商法で、大成功を治めます。 松阪は、表千家と関係が深い紀州藩の領地です。 表千家と三井家とがつながります。 初代徳川頼宣(南龍公)をお祀りしている神社がありました。 今も住居として使われています。 槙の生垣が整然として綺麗です。 松阪は、古事記伝を表した本居宣長の生誕地です。 漢方医で風邪の『あめ薬』を売っていました。 今は、『宣長飴』として復元されています。 医業のかたわら国学を学び、賀茂真淵にあったことで 古事記の研究をします。 鈴がすきだったそうで、書斎は、『鈴屋』と呼ばれます。 町のあちこちに鈴のオブジェがありました。 松阪万古焼の鈴のお土産が売っていました。 万古焼は、四日市桑名に沼波弄山により開かれた窯です。 一時途絶えていましたが、桑名や伊勢で万古焼が復興します。 伊勢万古に、竹川竹斎による射和万古があります。 松阪万古は、射和万古の流れです。 松阪は、お菓子の歴史もあります。 柳屋奉善 銘菓 老伴 銘菓 桐葉山 銘菓 宣長飴 創業天正3年の老舗です。 江州日野で蒲生氏郷の御用菓子司とし店を開きます。 氏郷の招きで松阪に移ります。 銘菓 老伴 丸い最中皮の中に羊羹が入っています。皮に延年の文字。 三井高敏が白楽天の詩集より名付けたそうです。 三井家の茶会などによく使われるそうです。 また相撲の土俵入りで有名な不知火型。 8代横綱不知火が、伊勢奉納相撲の土産に江戸へもちかえったことで、 全国に知られるようになったそうです。 銘菓 桐葉山 明治天皇婚礼記念のお菓子 松阪は、有名な人が多いです。 『東京物語』の映画監督小津安二郎は、松阪の豪商の小津家出身です。 また探検家松浦武四郎の生誕地です。 北海道のなずけ親です。 茶人竹川竹斎の松阪射和文庫へも行きたかったですが、 次回訪問の楽しみにとっておきます。
by kourakuken
| 2016-06-05 22:20
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